にゃんぴー
このサイトの管理者。確認検査機関で10年以上、1000件以上の意匠審査を行ってきた経験を活かし、建築基準法の読み解き方、確認申請の情報などを分かりやすく解説します。
▼保有資格
・一級建築士
・建築基準適合判定資格者
・省エネ適合判定員
まずは法文(令2条第2項)をチェック 平均地盤面と地盤面の違い 建築基準法における高さの算定の基点は基本的に「地盤面」となります。 「平均地盤面」という言葉は法56条の2の日影規制にのみ出てくる用語で ...
4号特例の縮小 まずは法6条4号の縮小についての解説です。 法6条における木造に係る規定は2号(木造で3階以上、500㎡超、高さ13m超、軒高9m超)と4号(木造は階数2以下、500㎡以下)でした。 ...
確認申請書、建築計画概要書がどう変わる? 確認申請書、建築計画概要書の変更箇所は以下の通りです。 確認申請書 第二面8欄 確認申請書の第二面8欄に書式の変更はありませんが、注意書きが追加され、提出不要 ...
まずは法35条の3とその関連条文をチェック 採光無窓居室とは? 原則として住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿、その他これらに類する建築物の居室、教室、病室などには床面積の1/5、1/7、1/10の ...
令112条の構成 令112条は防火区画に関する規定です。 現在、令112条は第1項から第23条まであります。 各項の概要は以下の通りです。 防火区画の種類 令112条の主な防火区画の種類は以下の4種類 ...
延焼のおそれのある部分の緩和規定が令和6年6月25日に施行、告示197号が令和2年2月27日に施行されました。 緩和の内容は外壁が延焼ラインに対し、斜めの場合に通常の3m、5mの長さが少し緩和されます ...
令和6年(2024年)10月1日に公布、施行され、令和7年(2025年)1月1日から建築工事届の書式が変わります。 今回の記事では工事届とはどういったものなのか? 建築工事届と建築物除却届の関係、建築 ...
延焼のおそれのある部分にある外壁の開口部は防火設備 耐火建築物や準耐火建築物、また防火地域や準防火地域内の建築物では、延焼のおそれのある部分にある外壁の開口部には防火設備を設置する必要があります。 F ...
『延焼のおそれのある部分』とは? 『延焼のおそれのある部分』とは、周囲から火災が発生した際に火が建築物に燃え移る可能性がある範囲を指します。 延焼のおそれのある部分を示す境界ラインを延焼ラインと言いま ...
スパンドレルとは? スパンドレルとは、防火区画と外壁が接する部分について火炎の回り込みを防ぐための規定です。 スパンドレルという言葉は建築基準法の中には記載されておらず、通称です。 金属系の外壁材やカ ...