にゃんぴー

このサイトの管理者。確認検査機関で10年以上、1000件以上の意匠審査を行ってきた経験を活かし、建築基準法の読み解き方、確認申請の情報などを分かりやすく解説します。
▼保有資格
・一級建築士
・建築基準適合判定資格者
・省エネ適合判定員

令和7年4月1日より確認申請書の書式が変わります

令和7年(2025年)4月1日より確認申請書、建築計画概要書の様式が変わります。どんな変更なのか、新書式の内容、書き方、記載例を解説。

確認申請書、建築計画概要書がどう変わる? 確認申請書、建築計画概要書の変更箇所は以下の通りです。 確認申請書 第二面8欄 確認申請書の第二面8欄に書式の変更はありませんが、注意書きが追加され、提出不要 ...

採光無窓居室

『採光上の無窓居室(法35条の3)』パブリックコメントで明確化された内容と、それを免除する緩和規定の告示249号を解説。

まずは法35条の3とその関連条文をチェック 採光無窓居室とは? 原則として住宅、学校、病院、診療所、寄宿舎、下宿、その他これらに類する建築物の居室、教室、病室などには床面積の1/5、1/7、1/10の ...

防火区画まとめ

『防火区画まとめ』令112条の構成、防火区画の種類・概要、仕様一覧、法改正遍歴などわかりやすく解説

令112条の構成 令112条は防火区画に関する規定です。 現在、令112条は第1項から第23条まであります。 各項の概要は以下の通りです。 防火区画の種類 令112条の主な防火区画の種類は以下の4種類 ...

延焼のおそれのある部分の法改正の解説

延焼のおそれのある部分の法改正の解説(告示197号による斜めの緩和、高さの緩和の合理化の理由と計算方法を図解付きで解説)

延焼のおそれのある部分の緩和規定が令和6年6月25日に施行、告示197号が令和2年2月27日に施行されました。 緩和の内容は外壁が延焼ラインに対し、斜めの場合に通常の3m、5mの長さが少し緩和されます ...

工事届の書式が変わります

建築工事届の書式が変わります。【令和7年(2025年)1月1日より】工事届とは何か?新様式の書き方や記載例を解説します。

令和6年(2024年)10月1日に公布、施行され、令和7年(2025年)1月1日から建築工事届の書式が変わります。 今回の記事では工事届とはどういったものなのか? 建築工事届と建築物除却届の関係、建築 ...

延焼ライン内の開口部(換気口、風道編)

延焼ライン内の外壁の開口部【換気口、風道編】150φはFD(防火ダンパー)が必要で100φはFDが不要な理由を解説します。

延焼のおそれのある部分にある外壁の開口部は防火設備 耐火建築物や準耐火建築物、また防火地域や準防火地域内の建築物では、延焼のおそれのある部分にある外壁の開口部には防火設備を設置する必要があります。 F ...

延焼のおそれのある部分

『延焼のおそれのある部分』とは何か?隣棟間の延焼ライン、公園・広場・河川の緩和、防火壁、附属建築物の取扱い、地階など図解を交えて徹底解説

『延焼のおそれのある部分』とは? 『延焼のおそれのある部分』とは、周囲から火災が発生した際に火が建築物に燃え移る可能性がある範囲を指します。 延焼のおそれのある部分を示す境界ラインを延焼ラインと言いま ...

スパンドレルとは?

防火区画における『スパンドレル』とは?90cmの折り返し壁、50cmの袖壁・庇、防火設備などを図解で分かりやすく解説。

スパンドレルとは? スパンドレルとは、防火区画と外壁が接する部分について火炎の回り込みを防ぐための規定です。 スパンドレルという言葉は建築基準法の中には記載されておらず、通称です。 金属系の外壁材やカ ...

『大学』建築基準法まとめ

『大学』にかかる建築基準法まとめ。令和6年度(2024年)一級建築士製図試験の課題の法規制一覧。

『大学』のおすすめ書籍 リンク 『大学』の建築基準法上の位置づけ 大学は法別表第2の第一種低層住居専用地域に建築することができる建築物の中で学校に分類されていますので建築基準法上の用途は『学校』の中に ...

高層区画とは

『高層区画』とは?高層区画の基本(100㎡、200㎡、500㎡)や仕様(内装、特定防火設備)や緩和(倍読み、廊下、階段、共同住宅)などについて分かりやすく解説

高層区画とは? 高層区画は、建築物の11階以上の部分についてはハシゴ車が届かないために区画面積を小さくした面積区画を設けるものです。 高層区画には100㎡、200㎡、500㎡の3種類があり区画面積は内 ...